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それはカルバンクラインから始まった

アクアスキュータムUKレーベルで
グレーか黒のウールワンピースが欲しいなと思って
西武百貨店にいったら、
レベッカテイラーのキルティングトレンチコートが目に入る。
そしたらシンシアローリーで前から気になっていた
グリーンのニットワンピースに釘付け。
ゴルチエの退店後を横目で見ながら
コムデギャルソンのバッグをチェック。
ヴィヴィアンウエストウッドのショップで
いつもながら商品量が少ないなとがっくりしつつ
マークジェイコブズとロベールクレジュリーのブーツ、
アナスイの靴などを履き比べ、
そして地下の食料品で加賀麩のお吸い物を選んだ。

お麩しか、ピンとくるものがなかった。
がっくり疲れた。
でも、それは「おまえには、他に買うべきものがある!」という
天の采配だったにちがいありませぬ。
  
Amazon.co.jp: Blood Sweat And Tears: Or How I Stopped Worrying And Learned to Love Fashion: 洋書: Bruce Weber

そう、ブルースウェーバーのファッション写真の集大成版が出ていたのです。
嶋田洋書で20000円弱との情報。
すいません、アマゾンでは買物したことないのよね。
さ、お小遣いためて買いにいかねば。

このウェーバーの写真に出会わなければ、
海外土産のヴォーグに乗っていた
カルバンクラインの男性用香水「オブセッション」の
ビジュアル広告を見なければ
今頃きっと
ジャンポールゴルチエにバイト代とおこづかいを注ぎ込むこともなかったし
親がたまに買ってくれたクリスチャンディオールの洋服の
恐ろしいまでの完成度にも気付くことなく
唯淡々となんの感慨も無く着ていたにちがいないと、
わちきしは思うのです。

そういえば、カルバンクラインの服は着たこと無いなあ。。。
ウェーバーの写真がパッケージになっていたホーザリーや
インティメイトは結構買ったけど。

不思議なものです、はい。
by chibikuma2006 | 2006-10-23 23:48 | ファッション・ヴィクティム

買わずに後悔するくらいなら、買って後悔するのを選ぶ。使ってみなければ価値は分からないから。


by chibikuma2006
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